StoryEdit 開発日誌

ウェブアプリ StoryEditを作ってましたが延期。普通のブログ。

CoffeescriptでHello World

わけあって、coffee scriptで開発しております。

登場当時から気になってはいたのですが、計らずしも使う事になってしまいました。

CoffeeScriptとは

JavaScriptを生成する為の上位言語です。
一般的なJava(コーヒー豆)とCoffee(抽出されたコーヒー飲料)の関係にあるかどうかは微妙ですが,そこは「うまいこと名前つけましたね」といってあげましょう。

CoffeeScriptは、JavaScriptの記述量を格段に減らすことができます。

なにはともあれ使ってみよう

セットアップは簡単。node.jsが入っていればnpmで最新版をとってこれる。
あとは、エディタ用のハイライトを(Emacsであればcoffee-mode.el)をインストールするくらいだろうか。

CoffeeScriptはあくまでJSを生成するための言語であるため、最初に流れをつかんでおく。

1. CoffeeScriptを記述。(test.coffeeとか)
2. CoffeeScriptをJSへ変換する。
ここは、コマンドラインから行う。 coffeeコマンドを使うだけ。
3. できたJavaScriptをhtmlから呼び出す。(で呼ぶだけ)

Hello Coffee

str = "Hello coffee"
console.log str

これをJSへ変換する。CoffeeScriptでは、この作業をCompileと呼ぶ。
呼び出し方は次の通り。

$ coffee --compile test.coffee

これでJSが同じフォルダに生成されるので、これを覗いてみる。

// Generated by CoffeeScript 1.5.0
(function() {
  var str;

  str = "Hello coffee";

  console.log(str);

}).call(this);


これを動かせば、JSのデバッグコンソールにHello coffeeがでるだろう。しかし、もはや生成されたJSは見なくてもよい。昔は生成がイマイチだったため、結局デバッグは生成後のJSをみていたらしいが、いまのところ大きな不都合はない。(三項演算子くらい)

※ちなみに、現在の最新版は1.6xです。

単純な生成器だということを頭にいれておく

CoffeeScriptと付き合うのは、これを念頭に置いておく事に尽きる。これを忘れなければ大きな失敗はない。あたらしい言語ではない。JavaScriptを理解しなくてCoffeeScriptを使えれば良い!ということはない。(いまのところ)

次はbackbone.jsとCoffeeScriptとかについてかいてみたい。